コラム

勉強カフェ大阪オーナーの荒井です。

最近、ユニクロをよく利用するので、ふと以前、その創業者である柳井正さんを研究していましたことを思い出しました。

そこから、勉強ライフに活かせる学びがありますので、シェアいたします。

今や、この人の事を知らない人はほとんどいないと言っていいでしょう。

山口県の片田舎、「小郡商事」から、世界の企業「ファーストリテイリング」を創業し、
ユニクロという言葉を
世界中に広めた方です。



私は、柳井さんの著作を読み込み、その血の滲むような努力の日々、精神スタンス、情熱、全体の視野（大局観）、を学びました。
まだの人は、是非とも読んでください。

引用文を紹介します。

1,ノートに日々の気持ちを吐き出す。
「若い頃から、寝る前に続けてきた作業がある。自分の考えをノートにまとめること。自分の仕事を通じて、
将来、どういう人物になっていきたいのか。自分の会社を通じて、この世にどのようなことを実現していきたいのか。
自分の生きてきた証をいかに世に残すのか、どれだけ社会貢献できるのか。そんなことを少しづつ、私はノートに書き連ねてきた。
ノートに書くのは、自分の夢や理想だけでなく、時に不安や悩みのこともあった。
それらを文字にまとめることで、不思議と自分のモヤモヤが晴れていく気がした。血を吐くような不安に襲われても、
私はこうすることで、なんとかひと筋の坂道を登ってくることができた。」

これは、最近特に実感しますが、感情のはけ口、というのを意識的につくっておくことが人間生活を充実にする上で重要だということです。
だから、ブログもたまに何を書けばいいのかわからなくなりますが、
そこで考え、感情を発揮し、自らの心を開かせることによって、気づけばデトックスになっています。

柳井先生の場合は、その効果のみならず今後の展望などもそこに記入されているそうですが、
その意味でも重要です。

私も達成したいことリストを創って、現在250個ほどの目標がありますが、そのうちの60個ほどは達成されました。
かいておくと、それが潜在意識に根付き、普段の行動にオーラとなって伝染し、達成の方向に動いていく、というのを身をもって体験しています。
だから、この言葉は響きました。

2,理想こそ最大のエネルギー
「苦しい時ほど、理想をもつことが大切になる。
こうなりたいという理想があれば、いろいろなものが見えてくる。
3年後は海外で活躍するビジネスパーソンになる、と理想を描けば、
英語力をつけるために勉強する、資金を集める、グローバルに展開している企業に転職する、
と、やらなければならないことが、たちまち具体的になる。
・・・理想は小から実現するものでもない。私の経験から言っても、
大きければ大きいほど頑張れるし、エネルギーも出る。」

ちょっとやそっとの悲しい時ならば、慰めの言葉も有効です。
しかし、身を引き裂かれる想いになるような事があった場合、いつでも私を救ってくれるのは、
慰めの言葉でもなく、愚痴をこぼすことでもなく、酒でもタバコでもなく、

理想でした。目標のほうがしっくりくるかもしれません。
そうなったら、嬉しい。そのためなら、耐えられる。
それしかないな、と思っていたので、これはめちゃめちゃ共感です。
一時的な慰めはたくさんありますが、長期的な慰めは目標を掲げ未来を信じ、
現在をそのための一場面と捉え、愚直に行動することのみだと感じますが、
いかがでしょうか。
できないことができるようになる、それ、超楽しくないですか。

あんなこといいな、できたらいいな、あんな夢こんな夢いっぱいあるけど、

ドラえもんとか実際いないんで、自分で叶えるしかないし、

そのプロセスは最大に、真の意味において楽しいと言えるのではないでしょうか。

ここでいう楽しい、とは単純な形式のものではなく辛い、めんどくさい、悲しい、それを凌駕し、その感情を許容した上での意味を指します。

言い訳、愚痴は自らを一時的な慰めへと誘いますが、

真に人生の質を引き上げてくれるのは、未来を掲げ、その想いの伴った行動のみです。

是非皆様の、これからの勉強ライフにいい影響があるようなコラムになれましたら幸いです。

ちなみに、今回の言葉はこちらの書籍から引用させてもらっています。
よろしければ是非ご覧くださいませ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

今月もよろしくお願いいたします！

勉強カフェ大阪本町・大阪うめだ　スタッフ一同