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【自習業界コラム】そもそも有料自習室とは何か?

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※この記事は本町・梅田にある大人の勉強場所《勉強カフェ大阪本町/大阪うめだ》よりお届けします。

勉強カフェ大阪の「自習業界コラム」

 

より深く自習業界のことを知りたい方のために、

有料自習室やコワーキングスペースのことを

運営者だからこそわかる視点を交えてご案内いたします。

「そもそも有料自習室とは何か?歴史は?」

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有料自習室とは、文字どおり、

料金を毎月支払い自習に適した個室もしくはオープンスペースを提供している施設のことです。

全国で徐々に増え始め、「有料自習室」という単語自体も一般的になってきました。

ここでは、なぜ今それが広まってきているのか、を見てみましょう。

 

大人の自習場所がないという問題点

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 1、自宅という誘惑スペース

本来、人間は自宅で自習していました。かの福沢諭吉も、昼夜問わず、深夜には電気を一人でつけて、

ひたすら必死に勉強したと言われています。

しかし、それはその当時の話であり、おそらく今よりも圧倒的に物が少ない時代です。

もしかしたら、想像するにその勉強ですら最大の娯楽だったのかもしれない、と思うくらいです。

現在のこの環境では、誘惑が多すぎるのです。選択肢に埋もれている、とも言い換えられます。

テレビをつけるなんてのはその代表例で、それ以外にも漫画を読む、急に部屋の配置が気になって掃除や模様替えを始める、パソコンを開いて、ネットサーフィン。音楽を聴く、映画を見る、YouTube視聴、など、挙げればきりがありません。

現代は、「暇つぶし」をするのに歴代最高の時代なのです。

よって、何もせずにぼーっと生きていれば、

消費マインドをくすぐる、魅力的な提案が、私たちの心を支配していきます。

自宅で本当に勉強に集中出来る、という人はかなり部屋が整理され、モノも片付けられ、誘惑を極力、意識的に減らしている人か、もしくはきちんと精神状態を整える人が上手い人、のどちらかになります。

また、最大の理由はもしかしたら「人の目がない」にあるのではないか、と仮説を立てました。

勉強のみならず、トレーニングなども、やはり、フィットネスクラブに行った時の方が、張り切ってできます。

第3者の目、は集中力という意味で必要なのかもしれません。

よって、自宅では大いに勉強しづらいのです。

2、図書館というその場所で調べ物をするために作られたスペース

では、図書館があるではないか?と思われるかもしれません。

実際に使ったことがある人はお分かりかと思いますが、

そもそも図書館とは、図書館内においてある、普段では手に入らないような貴重な書籍や資料を使って調べものをするために作られた施設です。

市民のために作られていることは間違いありませんが、あそこは、自習場所ではありません。

なので、自習禁止にしているところが多いです。当たり前です。他の、本当に資料を使って調べものをしたい人の

邪魔になるからです。

また、たまに自習場所として開放している図書館もありますが、今度は、営業時間の問題が出てきます。

あそこは、民営ではなく、公営です。商売する気はありません。(一部私立もあり、最近では民間委託のながれもあります)

よって、営業時間を長くする「必要」がないのです。

なので、早ければ夕方早々に閉館します。

そして、席も埋まっているケースも多いです。なので、長居するのは迷惑になります。

3、スターバックスさんを代表とするチェーンカフェ

たくさんのチェーン店カフェがあります。

代表格はみんな大好き、シアトル発「Star bucks」さんですね。

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私もここのコーヒーや雰囲気が好きで、度々利用させてもらっています。

ここで、仕事をしている人や、勉強している人の、多いこと多いこと。

「ここって、コーヒー飲んでくつろいだりする場所だよね?」

と、周りを見ると静かすぎてびっくりする時があります。勉強や仕事をする人の方が多くて。

スタバさん側としても、黙って見ているわけではなく、一時的に勉強の利用を制限したり、

よく見かけるのが、文字を書いたりしている=ノートを広げて勉強している人がいると、

「文字を書いたりするのはご遠慮いただいています」と注意している場面ですね。

パソコンでテキスト打つのはいいんかい!?ってちょっと横でPCで作業している時なんかは思いますが、

まあ、これだけ勉強している人がいれば、しょうがないかな、とも思います。

やっぱり本来はここはそういう場所ではない。だから、何時間もいるのは本当に迷惑ですね。

もはや、モラルの問題だと思います。すべてを無視すれば、開店時間から、閉店時間まで、いる事だってできる。

でも、それは大人としてどうなんですか?って話になってきます。店員からすれば、周りの混雑時の入れないお客さんからすれば、迷惑極まりないでしょう。

勉強ははかどる環境が揃っているかもしれませんが、「迷惑になる可能性」を常に考えながらの勉強となります。

おそらく、善良な一般市民であれば、相当気がかりなはずです。

自宅、図書館、カフェを経た後の有料自習室

 

 

ご覧いただいた通り、上記でピックアップした場所での自習がはかどらない、

続かないという悩みを解決するためにできたのが有料自習室なのです。

 

どのくらい前から国内にあるの?

 

正確なデータ、というのが残っておりませんでしたが、

最初はバブル期。

社会人が勉強する場所が必要ということで

徐々に増えてきました

バブルが崩壊し、一気に不景気になると、

そのニーズが加速し、皆勉強すべしと、場所を求めて、

それに寄り添うような形で各地方にも専用の場所が増えていった模様です。

勉強カフェの最初は、2008年です。なので、もう少ししたら10年が経ち、

有料自習室の変遷からすると、かなり歴史のある自習スペースといえるでしょう。

 

全国にどのくらいあるの?

 

正確な数を図るのは難しいですが、有料自習室をまとめているサイト「自習室.com」さんの掲載数を見ると以下のとおりとなっています。(2017.3月現在)

沖縄(4) 鹿児島(1) 宮崎(1) 熊本(1) 大分(1) 福岡(9) 愛媛(2) 香川(1) 徳島(2) 広島(2) 岡山(2) 兵庫(19) 大阪(96) 奈良(4) 京都(10) 滋賀(3) 愛知(11) 静岡(2) 長野(1) 福井(1) 富山(1) 新潟(2) 神奈川(29) 東京(113) 千葉(14) 埼玉(11) 群馬(4) 宮城(1) 青森(1) 北海道(1)

大阪は、かなり多いというのがお分かりいただけるかと思います。

東京の経済圏と大阪では、経済規模では2.5倍以上の開きがあるにもかかわらず、自習室数はあまり変わりません。

つまり、自習室業界において、最も加熱しているのは大阪だ、ということになります。

 

有料自習室の問題点を解決したのが勉強カフェ

 

有料自習室は、静かです。それがいい、という方にはいいのですが、

勉強カフェにいらっしゃる方で、

普通の有料自習室は静かすぎて集中できない、少しの音も立てられないのが息苦しい、

とおっしゃいます。

その気持ちは、ものすごくよくわかります。

皆がシーンと集中して勉強している中での電卓やパソコンを打つ音は、

おそらく、実際に迷惑でしょう。

そういった方が、気軽に、音楽が流れる空間の中で音が紛れるように設計している

勉強カフェに来られると、まさにこう言う空間を求めていた、とおっしゃっていただけます。

 

まとめ▶︎▶︎▶︎勉強カフェは、数ある勉強場所の中で、最高のクオリティを追求してきます。

 

これだけ増えてきた、自習スペースという場所ですが、まだまだ完璧には程遠く、

たくさんの改善点があります。ひとつひとつ、ここへ来られる方が必要とすることを考えて、

実行していく。そして、実際にそれが勉強がはかどる効果となって現れ、合格する人やキャリアアップしていく。

貢献を通じて、勉強カフェはすべての自習する大人への回答先になれるように精進してまいります。

勉強カフェ大阪本町/大阪うめだで勉強しよう!

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