※この記事は本町・梅田にある大人の勉強場所《勉強カフェ大阪本町/大阪うめだ》よりお届けします。

勉強カフェ大阪の「勉強コラム」

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社労士への道

2018年8月26日(日)は社会保険労務士の試験日です。

 

社労士は、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。
企業の成長には、お金、モノ、人材が必要ですが、社労士はその中の人材に関する専門家です。「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として行うことが業務です。そして、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。

受験資格は、「短期大学・高専卒以上」

受験者は4万人前後。最近は、30代、40代の社会人女性にも人気の資格。

毎年の社会保険労務士試験の受験者数・合格者数

実施年度受験者数合格者数合格率
平成20年度47,568名3,574名7.5%
平成21年度52,983名4,019名7.6%
平成22年度55,445名4,790名8.6%
平成23年度53,392名3,855名7.2%
平成24年度51,960名3,650名7.0%
平成25年度49,292名2,666名5.4%
平成26年度44,546名4,156名9.3%
平成27年度40,712名1,051名2.6%
平成28年度39,972名1,770名4.4%
平成29年度38,685名2,613名6.8%

 

社会保険労務士の試験内容

出題形式配点の形式合格基準
選択式試験1科目5点満点、合計40点満点(各問1点)総得点21点以上かつ各科目3点以上
択一式試験「1科目10点満点、合計70点満点」(各問1点)総得点46点以上かつ各科目4点以上

 

合格基準は毎年変わりますが、65%以上の正解率で合格できます。

勉強カフェ本町にも、平成26年見事社労士の試験に合格された会員さん(30代女性)がいらっしゃいます。

合格までにどのような勉強をされたのかをうかがってみました。すると、勉強方法と実際に使用されていたノートを見せてくださいました。

 

この女性会員さんは

日々の仕事の後、予備校に通われて約3時間勉強されていたそうです。

予備校に通うメリットは、「予備校のスケジュールに沿って勉強をしていると、適宜アウトプットがあるので、自分の学習到達度が把握できること」だそうです。

予備校がない日は、仕事後、平日3時間、土日祝6~8時間、年間なんと800時間勉強されたそうです。

「とにかく繰り返し問題を解くこと、思い出す回数を増やすことが大切」だそうです。

また、今年度受験される方へのアドバイスとして、

「働き方改革もあり大幅な労働基準法の改正も見込まれるので、来年受験される方は覚え直す事がたくさんあってさらに勉強が大変になるでしょう。今年合格することをお祈りします。」と受験する方への励ましで締めくくってくださいました。

 

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