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  • 【番外編】〜飲みながらインタビュー〜高橋政行さん

飲みながらインタビュー記録

高橋 政行さん

東京都出身。商社の法務部、コンプライアンス部を経て、現在は営業職。
海外へ勤務に向けTOEIC・簿記を現在勉強カフェ大阪本町スタジオで勉強中。
「混ゼそばの会」主催者。

荒井
今回は勉強カフェ大阪本町にてTOEICと簿記の勉強をされている高橋さんにお話をお聞きします。高橋さんは現在、商社にお勤めされながら殆ど土日を勉強時間に充てられ、カフェの中でもたくさんの方と交流を図られていらっしゃいます。まずは何故勉強されているのかをお聞かせください!

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高橋

そろそろまずいな、ということで勉強をするようになりました。 もともと入社時に簿記とTOEICは取れって言われるんですね。人事部からも定期的にメールが送られてきて確認されるんですよ、取れてますか?取れてますか?って。勉強カフェへの入会の動機もやらなきゃ、やらなきゃという後ろ向きな動機でした(笑新年の決意から、2016年の1月に勉強カフェに入りました。会社的にはマストな資格で、これが昇進にも関わってくるというのも大きいですね。

荒井
商社のような大手企業ともなると、やはり定量的に評価するためにも、一つの指標として資格が重要視されるようになるみたいですね。私が以前所属していた製薬業界でも、例えば武田薬品なんかは730点以上TOEICの点数がないと入社資格がないみたいです。旅が好きで、特にインドが好きとおっしゃる高橋さんにその理由を聞かせていただきました。

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高橋

<学生時代に非日常を体験したかったんですね。高校までは、多くのことが先生や親にお膳立てされていて、与えられたスケジュールをこなしていく。学校は時間割があって、家ではご飯できれば、声がかかって食べる。洗濯も親がしてくれる。そんな生活の連続でしたが、大学一年生の夏休みに、コルカタと成田の往復のチケットを買ってインドを旅しました。 約2週間でしたが街を歩く。日本での日常は、人が決めたレールの上で生活をしていることが多かったわけです。その日常が180度ひっくり返った。インドに到着したのは深夜。空港を出ると、タクシードライバーが市内までの料金をふっかけてくるわけです。普通の10倍くらいの金額を。 高いと断れば、乗らなくて良いと言わんばかりに、冷たい視線を向けられる。街の中心地にホテルがあるので、値切ってタクシーに乗っても、そのドライバーが翌日の観光ツアーの猛烈な営業トークがはじまる。初日でもう、ぐったりです(笑

そんな、非日常だと思っていたインドの生活も、一週間も経てば慣れてきて、意志がなければ、自分のやりたいことができない。毎日、自分が何をすれば、楽しいのか。何をやりたいのか、考えるようになっていきました。

インドの様子(高橋さん撮影)
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高橋

加えて、あの人口の多さですから、ここで自分が死んでも誰も気づいてくれないんじゃないかって、思うようになるんですよ。自分の存在の小ささに気付かされたのが初めてのインドでした。

社会人になっても、そんな自分の原点を確認してきました。みてくださいよ、このニューデリーの様子を。
こんな景色を肌で感じるためにここ数年はインドに通ってます。サラリーマンやってると、職場の調和も大事で、空気を読まなければならない局面もあって自分の考えや想いを必ずしもぶつけているわけじゃない。だから、自分の感性みたいものを確認する場がインドなんです。

あとは、インドで生活をしたいという人が少ないというのも大きいように感じます。他の人のやりたがらない環境で暮らす。仕事を作る。自分のモチベーションでもあります。

荒井
そんな背景があったんですね。高橋さんは最近、響いた言葉があったそうですが、是非ここでも共有してもらえないでしょうか。
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高橋

はい是非。岩崎冨士男さんという方が最近亡くなられたんですが、博報堂出身で、阪神大震災があった時に目の前に起きている現実に向き合い「広告マンとしてできることは何か?」を突き詰めて考えて「生存確認カード」を作った方なんです。 
そんな岩崎さんの、
「僕らはコミュニケーションのプロである」という言葉です。 自分は商社マンとして、何のプロかを考えさせられました。僕らの役割はしっかりと、メーカーさんとお客さんのギャップを埋めること。そのために、本音を聞く。そのために、人との距離を縮める。その人の持つ体温みたいなものを感じていくことが大事だと思っています。もともとは管理部門にいたのですが、今は色々な人とコミュニケーションを取れて楽しいです。相手のことを知れるって楽しいですよね(笑そういう意味で、勉強カフェでは新しい関係づくりを体験できていると思います。毎週行っている土日のランチ会も大好きです。ああいう感じで人と話せる機会はあんまりので、勉強カフェのキラーコンテンツだなと思いました。異業種交流もできる部分は荒井さんのおっしゃる「勉強カフェを社会インフラ」にするといった部分かなとも思いました。

荒井
たくさんの方と、満遍なく交流されている高橋さんの秘訣はここにあったんですね。そして仕事人としてのプロ意識を感じました。 コミュニケーションのプロ、というのは自分は営業時代には考えたこともなかったので、そこは意識の差だと思いました。接待だけは上手くなろうとは思っていましたが(笑)

他のみなさんにもお聞きしている、座右の銘についてもお聞きさせて下さい。

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高橋
「明るくいること」ですね。
そうじゃないと、話しかけたいと思わないじゃないですか。なんだか下を向いて、暗い雰囲気の人って話しかけにくいと思うんです。 あとは、自分がやられて嫌なことをしないことですね。今、自分「きてるな!!」、って瞬間あるじゃないですか。 だいたいそういう時は人とのつながりがあった時だと振り返って思います。明るく楽しんでるときなんですよ、そのときは。だからいつでも僕は明るくいたいと思っています。 基本的に楽観主義なんです。起きることをプラスに捉えてしまう先天的なものがあるんですね。 仕事って、最悪な事態も想定して行動することが大事だったりする。事前にリスクを想定して、動くこと。もちろん大事だと思っています。でも、考えてばかりでは、物事は前に進まなかったりしますからね(笑)
荒井
この言葉は高橋さんの象徴の言葉と思いました。先天的ポジティブとおっしゃるその明るさが、きっとたくさんのチャンスとご縁を引き寄せているんじゃないか、そう思いました。きっかけがあるときには明るく楽しく過ごしている時、っていうのはなんとなくわかるかもしれないです。いやな顔してぐちぐちしている時に、何か面白いことはそうそう起こらない、だからまずは自分のスタンスを変えて、寄ってくるような受け入れ態勢を整える。今の自分にも響いた言葉でした。

高橋さん、ありがとうございました!