コラム:資格について調べてみた「日本語検定」

コラム

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日本語検定とは

 日本語を使うすべての人のための検定で、問題は「敬語」「文法」「語彙」「言葉の意味」「表記」「漢字」の6つの領域から幅広く出題され、それぞれの知識と運用能力を総合的に測定します。 検定は年2回、6月と11月に実施されます。

受験や就職活動にも効果

日本語検定の級認定を入試時の加点や優遇条件に取り入れている大学・短大も、全国で220校に上っています。また、新入社員研修をはじめ、各種研修の一環として、延べ800社以上で日本語検定が実施されており、学習からビジネスの世界まで幅広く活用されています。

受検料(税込み)

1級 6000円 社会人上級レベル

2級 5000円 大学卒業レベル~社会人中級レベル

3級 3500円 高校卒業レベル~社会人基礎レベル

4級 2000円 中学校卒業レベル

5級 1500円 小学校卒業レベル

6級 1500円 小学校4年レベル

7級 1400円 小学校2年レベル

試験内容

【敬語】尊敬語、謙譲語、丁寧語の適切な使用

【文法】語と語の正しい連接

【語彙】言葉の豊富さ、語と語の関係の理解

【言葉の意味】言葉の意味の理解

【表記】適切な感じの使用、送り仮名、仮名遣い

【漢字】漢字や熟語の読み方、意味の理解

試験時間

1~3級 60分        4~7級 50分

合格基準

  • 1級・2級:総合80%以上+領域60%以上
  • 3級~7級:総合70%以上+領域60%以上

総合得点率は[正答した小問の点数の合計/総点数]で算出します。また,領域別得点率は[正答した領域別の点数の合計/領域別総点数]で算出します。各小問には領域別点数が付与されており,それが複数にわたっている場合があります。(なお,「総合問題」には,6つの領域に含まれない問題,すなわち領域別得点率の対象とはならない問題もあります。

受検者数・合格率受験者数・合格率

2017年6月        2016年11月

区分 受検者数 認定率 準認定率 区分 受検者数 認定率 準認定率
1級 682人 9.2% 18.4% 1級 792人 10.2% 11.4%
2級 3,257人 16.2% 25.1% 2級 4,231人 11.2% 23.5%
3級 17,741人 33.7% 35.3% 3級 13,215人 39.8% 30.0%
4級 7,189人 68.1% 19.6% 4級 11,232人 72.3% 18.3%
5級 3,262人 76.5% 14.7% 5級 6,445人 76.7% 15.8%
6級 3,074人 63.4% 18.2% 6級 3,385人 66.0% 16.1%
7級 927人 91.2% 3.3% 7級 1,459人 83.5% 4.5%

 

合格を手に入れた試験勉強例

1級の場合 番号は取り組む順番

  • 日本語検定1級 公式過去問題集  

過去問2回分が掲載。

まずこの問題集を解き、実際の試験問題の内容を知り、苦手領域を把握する。

  • 日本語検定1級 公式練習問題集

領域ごとに1級の問題を中心に3年分の過去問が掲載。

類似問題が繰り返し出てくるので、①よりさらに自分の苦手領域、領域ごとの苦手問題を把握する。

  • 日本語検定公式領域別問題集(敬語、文法、語彙・言葉の意味、漢字・表記)の4冊を解く。

日本語検定公式領域別問題集 敬語  

使用場面や上下関係などに配慮した適切な敬語の用法を問う問題が中心。

よく出る場面は、法事、株主総会、保護者会、ホテルや劇場の予約、店での買い物など。尊敬表現と謙譲表現の混同、二重敬語などの過剰敬語などを見分けられればよい。また、書簡文や改まった挨拶などに特有の常套的・慣用句的表現の知識も必要。ほとんどが選択問題だが、指示された条件に従って、適切な言い方に書き換える問題もあるため、同じ動詞でも敬語の種類によりどう変わるか覚えておくとよい。基本この問題集を完璧にマスターすれば試験に対応できる。

日本語検定公式領域別問題集 文法(言葉のきまり)

主に、助詞、補助動詞、などの意味、用法による分類、連体修飾語と被連体修飾語の関係、動詞、助動詞の活用(可能表現、使役表現)、適切な複合辞や副詞を選ぶなどの知識を問う問題が中心。選択問題のみ。

※助詞、補助動詞、などの意味、用法による分類は年によって難易度が上がる場合があるが、基本この問題集を完璧にマスターすれば試験に対応できる。

日本語検定公式領域別問題集 語彙・言葉の意味

類義語、対義語、文脈に合った副詞(句)様子を表す熟語の意味

慣用句、熟語、四字熟語など、語の的確な用法 適切な用法を問う問題が中心。

※この問題集だけでは対応できないため、日本語検定必勝単語帳(発展編)にも取り組む必要あり。

日本語検定公式領域別問題集 漢字・表記

漢字表記の誤りを正す、熟語の構成要素として用いられる漢字の意味、同じ漢字を違う用法で使っているもの、読み仮名、四字熟語の穴埋めと意味を問う問題が中心。

1冊の問題量は多くないので、週末で2,3冊終わらすのは可能。問題集ごとに間違えた箇所をチェックし、間違いがなくなるまで繰り返し解く。

試験前に問題の種類を再確認するために、全ての問題集を間違い問題に関係なく解いて、忘れている部分がないかチェックする。

※この問題集だけでは対応できないため、日本語検定必勝単語帳(発展編)にも取り組む必要あり。ただ、日本語検定必勝単語帳では少し不足気味なので、漢字検定準1級、1級の問題集などもあわせてしておくとよい。

※日本語検定前にある漢字検定の受検もおすすめ。

 

日本語検定必勝単語帳(発展編)※基礎編もあるが、1級受検の場合購入しなくてよい。

※この本についてはかなり分量があるだけでなく、マニアックな四字熟語、慣用句、漢字が載っているので、毎日行き帰りの電車の中で少しずつ繰り返し覚えていくとよい。

その他の問題集

現代国語問題集

※総合問題では、文章の読解力が必要になる問題が含まれる。高校生用国語問題集にある読み取りの選択問題などをしておくとよい。

漢字検定準1級、1級の問題集

日本語検定の問題集、単語帳以外の問題がでる場合があるので、範囲を広げて勉強しておいたほうがよい。

最後に

日本語検定の問題はほとんど選択問題だが、漢字の表記をする問題も出題される。視覚だけで覚えていても、実際に書けない場合があるので、漢字問題(慣用句、四字熟語含む)の勉強の際は何度か筆記を交えて勉強することをお勧めします。

 

日本語検定1級の勉強を生かせる他の資格

漢字検定準1級、1級、

ことわざ検定

語彙、読解力検定

文章読解・作成能力検定

四字熟語検定

ビジネス文書検定

敬語力検定などたくさんの検定に生かせられます。せっかく勉強したことを生かし、日本語の力を伸ばしてくだい。

 

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